航空レーザー測量(計測データの記録)
GPS受信機、IMU慣性計測装置、レーザー測距装置それぞれの記録データから3次元計測データを作成。
◆GPS受信機
レーザー測距時の航空機の位置(X,Y,Z)を知るために、GPS衛星からの生データ(RAW)を受信し記録します。
◆IMU(慣性計測装置)
レーザー測距時の航空機の姿勢を記録します。レーザー光の発射された方向を正しく補正する事が可能になります。
◆レーザー測距装置
レーザー光を発射して地表から反射して戻ってくる時間差から距離を計測する装置です。図のように進行方向に対し横方向にスキャンさせ距離(高さ)を調べます。さらにレーザー光の反射の強さ、また1発のレーザー光が地上に広がりながら到達する間に、そのレーザー光の一部が樹木などに最初に反射して戻って来たファーストパルス、最後に地表に当たって戻って来たラストパルス、その間で反射したアザーパルスなどの種類も記録しています。